学校給食の米飯化を目標とするボランティア団体


by kyusyoku
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カテゴリ:支部だより( 9 )

宍粟市栄養士・田路永子先生にお話を聞きに伺いました!
以下「おむすび通信」掲載文より抜粋です。

今から15年も前、平成5年から完全米飯給食(現在月1回のパン食有り)が実施されている、旧宍粟郡(しそうぐん)山崎町(平成17年宍粟市に合併)。給食といえば、まだパンが当り前の当時、どうしてごはんの給食が実施されたのでしょうか。当時から栄養士としてお勤めの、田路(とうじ)先生にお話を伺いに行ってきました。

宍粟市は姫路市の北、兵庫県中西部に位置する人口4万人余りの山間の町です。山崎・一宮・波賀・千種の4つの町からなります。中国自動車道山崎インターチェンジから路線バスで揖保川沿いを上流に向う事20分。田路先生が現在お勤めの一ノ宮給食センターにおじゃましました。

b0029980_2256884.jpgこの日は月に一度の「ふるさと献立」の日で兵庫県産の食材を100%使った特別な日でしたが、普段からお米は100%兵庫県産、週に3回七分搗きにされたお米が納入されます。その他の食材も市内で栽培された旬の食材を取り入れることが基本とされていて、地元のJAと納入可能な食材を毎月協議し、献立が決められるそうです。

このシステムも、完全米飯給食も、旧宍粟郡山崎町から始まり、合併後他の3町にも広がったそうですが、15年前まで山崎町には給食がありませんでした。
給食を始めるにあたり「家庭でのパンが当り前になっている今、給食でパン食を普及する必要はなくなっている。日本の食文化の基本である米飯給食こそ必要ではないか。」という田路先生のお考えが、自らも農業を営まれている給食センター長のお考えと重なったのでしょう、完全米飯給食に向けて、そして地元の食材納入に向けて行政が中心となって動いて行った様です。

給食開始初日の献立は「赤飯・さわらの照り焼き・おひたし・みそ汁」でしたが、「こんな昔の物を、今の子どもたちが食べるのか?」という周りの心配の声があまりに大きく、さすがの田路先生も不安になられたそうです。でもその心配をよそに、子どもたちには「あんがい美味しかった!」と好評で、さわらの照り焼きは人気メニューの一つになったそうです。田路先生は「子どもは大人に比べて、良い事も悪い事も慣れるのが早い。」と感じるそうです。だからこそ、大人が食べさせたいものをしっかりと考えなくてはいけないのだなと思いました。

田路先生は元々、アレルギーのある子でも安心して食べられる米飯給食、手作り給食をと考えられていましたが、栄養士一人では何も出来なかった。そして今の完全米飯給食も、地元産優先で食材が得られる事も、行政、生産者、PTA、教育、給食職員など周りの方のお陰だと何度もおっしゃっていました。

そして、近くの神戸小学校の給食の時間にもおじゃましましたが、皆にこにこ元気で、かれいの一夜干を何のためらいもなく頭からきれいに食べる姿が印象的でした。ここでは昨年各学級に生産者を招いて給食をいっしょに食べてもらう「ふれあい給食」が実施されたそうです。子どもたちが食べ物を身近に感じることはもちろん、生産者の方にとっても給食で子どもたちに食べてもらえるという事は、とても励みになっておられるそうです。こだわりの食材を給食センターに持って来て下さる方がいたり、取材の合間にも農家の方から電話がかかって来たりと、子供たちのために市を上げて給食に取組まれている姿勢を感じ、帰路についてからもその温かさに感動していました。

このような環境の中で何気なく毎日ごはんの給食を食べている子どもたちですが、将来も健康に生きていくための知恵を沢山もらっているのだろうなとうらやましく思いました。

最後になりましたが、お忙しい中、温かく対応して下さった一宮給食センターのセンター長様はじめ職員の方々、神戸小学校の校長先生はじめ職員の方々に感謝致します。
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by kyusyoku | 2008-11-26 22:58 | 支部だより

支部だより第8号

◎三木講演会を終えて 2月26日

 2月25日三木山森林公園で幕内氏の講演会が開かれました。
 今回、三木の地では、初めての講演会となりました。参加者は66名でしたが、保護者の方はもとより、幼稚園職員、保育園職員と子どもとかかわる方々の参加もありました。
 三木でも、子どもを取り巻く環境は良いとは言えず。朝ごはんを食べていない子、パンとジュースだった子、離乳食のようなやわらかい食事を食べ続け咀嚼力の低い子など、意識が低い、または、過保護になっている家庭もあります。
 幕内氏の講演は、ユーモアを交えながら、また、分かりやすく2時間があっという間に過ぎました。私達は食べることを楽しむあまり、食事の本質を忘れてしまっていることに気づかせるお話でした。昔は、食べることに一生懸命になったという話を聞くが、今は、溢れかえる食品の中で何を食べないか、距離を置くか、子どもに示していかないといけないと感じました。また、「70点の食事」は、参加された皆さんが実践しやすい内容なので、早速取り入れられていることと思います。
 後日、夫婦で参加してくださった方とお話しました。私と同じく、新一年生になるお子さんをお持ちの方でしたが、学校給食へ意見を言えるとは思っていなかったようでした。私も、以前は同じように思っていました。これからは、個人でも学校へ短い手紙でも簡単に意見を言えること、声が上がれば確実に変ることを、もっと知ってもらわないといけないなと思いました。
 合併前の三木市では、幼稚園と中学校はお弁当持参でした。しかし、合併後、給食を開始する動きになっています。開始してしまえば、変えることは簡単な事ではないでしょう。その前に、もっと、多くの方に知ってもらいたい、そして、考えてもらう必要があると思っています。
 
 市内の公立幼稚園の園長先生が講演会に参加されました。4月17日、この園での最初のお弁当日は、おにぎりのみの、おにぎり弁当でした。前年度にはない試みに、見学させてもらいましたが、桜がまだ盛りの園庭で、おにぎりをほおばり、食べ終わると次々と遊びへ移っていく子ども達を見ていると、園長先生の想いが伝わってくるようでした。
 最後に、幕内先生遠いところありがとうございました。また、お手伝いくださった皆様にも感謝します。三木での活動はまだまだ1年しか経っていませんが、小さな芽は確実に芽吹いているようです。次は、大きな花が咲くようがんばりたいと思います。
想いは叶う、その時を信じて。 (三木市 佐々木)

◎2回目の姫路講演会 3月11日     姫路会場にて 著書のサイン会に長蛇の列▼
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 姫路城の羽ばたきが間近で眺められる「イーグレひめじ」にて3月11日幕内氏の講演会が行われました。
姫路での講演会は2003年12月に続き2回目の開催。その間に私立五字ヶ丘幼稚園、市立八幡小学校のPTA学級での講演会,交流会は2回行われ,幕内氏はすっかり姫路ではお馴染みの(?)顔となっております。
 しかし,姫路市の学校給食の米飯回数は以前と変わらず週3回のままで改善の兆しはなく,何とか前進の手だてはないかと,この度の講演会へ市長や市議の方に足を運んでもらうべく幕内氏の著書を添えてご案内をしてみました。何度となくアタックしてはうち破れているので、「駄目でもともと」の精神で「給食のちから」を添えて出した案内がとある議員さん(A市議)の目に止まり、深く共感をいただくことができました。講演会直前の3月8日には本会議の個人質問の一項目として「小学校給食の完全米飯化について」の提言がなされ,完全米飯給食についての子どもの健康的意義を他の自治体の具体例も挙げて述べられました。しかし、それに対する教育長の答弁は,子どもの嗜好も優先した・・・という現状維持とのこと。議会を傍聴に行った姫路スタッフ3人はがっくり肩を落として帰ってきました。
 3月11日の講演会には,これまで何度か講演会・交流会に参加され更に理解を深めたいという方から、赤ちゃん連れの若いママさんグループ、保育士さん,歯科医師・・・と90名近くの方に参加していただきました。熱気の中にも真剣なまなざしが幕内氏に向けられ,講演会終了後のサイン会では個人的な質問コーナーとなっていました。そんな中でも幕内氏の指導を受けたいという保育園の先生が2つあり,今後の展開が注目されるところです。
 
 神戸新聞の取材もあり,翌週3月17日の「トーク&とーく」のコーナーで「米飯の良さ見直そう」という見出しで紹介されました。
 学校給食には変化の見られない姫路ですが、何度も講演会・交流会を開催していくことにより地域として理解者が増え、幼稚園・保育園の若い世代の親が「ご飯食」の素晴らしさに気づきはじめている実感はあります。トップダウンで早速に完全米飯給食に切り替わる自治体もありますが、草の根的に市民・保育士・医師・・・の意識を変える事により、米飯給食も前進していくものと信じています。 (姫路市 田中)
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by kyusyoku | 2006-05-15 21:21 | 支部だより

支部だより第7号

◎どんどん増える! 米飯給食

三田市 学校給食が平成18年度より週4回に増えます!
兵庫県三田市は神戸市の北隣に位置し阪神地区のベッドタウンとして11万人の人口をかかえています。また水と緑が豊かで近郊農業も営まれております。20年ほど前よりニュータウンの建設が始まり、山が宅地に変わり大きな公園もでき、人口が急激に増えてきました。都市と農村の2面性をもった自然豊かな街です。
三田市の学校給食はセンター方式で週3回が米飯給食で2回がパン食でした。それを来年度より米飯4回と月1回の米粉パン給食に変わります。
 食育や環境、農業の振興のために米飯給食を増やすべきと考える有識者もいましたが一般市民よりの意見が無かった為、改善されぬままになっていました。 しかし、今年の2月に幕内氏の講演会を三田市内で催したことをきっかけにして、三田市議会でも米飯給食を増やすことに注目が集まり、結果として今回の決定になりました。
 一般的な人たちは「私一人が意見を言っても何も変わらない」と思っています。その為に全ての事に一見無関心に見えますが、それぞれに思いは持っています。今回は幕内氏の講演を実施する為に主婦たちが力をあわせて取り組みました。一人一人の力は弱くても協力すれば大きな力となります。そして主婦たちの声は市民の声として議会を動かし市長の決断に及んだわけです。
 今後も三田市の学校給食完全米飯化をめざしてさらに活動したいと思っております。市議会や行政にも米飯化に理解のある方たちが多くいらっしゃいますの で私たちの活動次第では完全米飯化も夢ではないと思っています。皆様の御協力と御支援を宜しくお願い致します!!                                (三田市 堤  富美)
三田議会だより
8月5日号(6月定例会の一般質問)
同じく11月5日号


神戸市六甲アイランド 『夢の星幼稚園』でみそ汁付米飯給食b0029980_1747210.jpg
六甲アイランドは高層マンションが立ち並ぶ異国情緒あふれる人工島。教育熱心の方も多く住む。そんな街に300名余の子どもが通う『夢の星幼稚園』がある。
 今までは、揚げ物・加工品が多く入った仕出弁当(週2回は家庭の手作り弁当)が給食だった。子どもの食についてさまざまな悩みを抱えているお母さん方も多い。そこに、“素材にこだわった定食屋さん”の食事が幼稚園に週1回登場した!毎週水曜日、ほかほかのごはんとみそ汁の香りが漂う給食。今までになかった光景に子ども達の顔も自然とほころぶ。
 その定食屋『よりあい向洋』さんは、地価が高いこの都会にあえて野菜畑を作り、「子どもやさいクラブ」を主宰。畑で、あるいは料理教室で、子ども達・お母さん達が野菜に触れ合う機会を設けている。
 『よりあい』さんに幼稚園の献立表を初めて見てもらったとき「なんでこんなおもしろい組合せの食事になっているの?」と不思議がられた。私は“この人はすばらしい!”と心の中でつぶやいたのを今でもはっきり覚えている。それで、幼稚園の給食を作っていただけないか相談した。
 実現するには道具や運搬、食器等…問題は少なくなかった。しかし、何回も打ち合わせを重ね、ついに今年6月からスタートすることになった!思い起こせば、 “幕内氏講演会明石場”に幼稚園の先生方に参加してもらったのは昨年7月。園の給食改善の話が持ち上がってから開始まで意外と短かったように思う。園では厨房を作ることができないと聞いたときは諦めかけたが、このように街の定食屋さんと幼稚園の給食がつながることも可能なのだ。“できない”ではなく、“どうしたらできるか”いろんなケースを模索すればできるのだと嬉しかった。また、今年1月に六甲アイランドで幕内氏の講演会を開催し、理解者が増えたことも大きかったと思う。9月の保護者試食会では、「おいしい」「うれしい」「こういう食事は毎日子どもに出して」という声が多かった。
 b0029980_1749975.jpg家庭ではみそ汁が食卓に上る回数が減ってきた。子どものみそ汁離れもこの給食改善で浮き彫りになった。みそ汁を食べられなかった子ども達も少しずつ食べるようになった。集団で食べて学ぶことの意味は大きいと改めて感じた。
今後は、回数が増えていくことを楽しみに、さらに『学校給食と子どもの健康を考える会』の活動の輪が広がることをモーレツに願っている。
                   (神戸市 田村けい子)                                                                  
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by kyusyoku | 2005-11-23 17:50 | 支部だより

支部だより第6号

◎幕内氏献立指導による、自園給食を開始!

学校法人小寺学園 浜幼稚園(尼崎市)

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b0029980_1734171.jpgJR尼崎駅から歩いて10分ほどの住宅街にある浜幼稚園。門を入ると、左手前方にステキな円形の建物が。1階は調理室と給食室、2階は0,1,2歳児を対象とした親子の遊びの広場になっています。無垢の木がふんだんに、また接着剤なども安全な物を使用した気持ちのいい空間。裸足で一日中いたい気分になりました。屋上には畑があり、園のディレクターの秦さんが主に野菜などの管理をされています。

秦さんはご自身が過酷なスポーツ・トライアスロンをされていることもあり、持久力をつけるには食生活が大切であると実感していました。しかし、園の子ども達は、揚げ物が多い仕出弁当を給食に食べている。「これでいいのだろうか」と疑問を感じたとき、たまたま幕内氏の講演会のことを知人から教えてもらい小寺園長先生が参加。秦さんはその話の内容を園長先生から聞き、また話し合い方向性が決まったそうです。そして、『給食改善』について幕内氏が無料で指導という案内もあったので早速依頼されました。基本的には、一人が幕内氏の『食生活実践講座』に参加することが条件になっていましたが、浜幼稚園さんでは昨年7月に神戸で開催した講座に全職員15名が参加。園挙げての給食改革のスタートを切りました。その後、秦さん、小寺園長先生、管理栄養士の松本さん、そして厨房も新しく作る事もあり建築士さんと幕内氏とで1回目の打合せ。次に、園長先生と松本さんが東京の事務所に行って「献立の立て方」の指導を受け、あとはファックスなどでのやり取り。希望があれば継続して幕内氏の献立指導も受けられるそうです。
 
b0029980_17345489.jpg給食室は今年になって完成し、4月はおにぎり給食、5月から和食中心の献立が始まりました。見学に行った日は、「7分づきのごはん・わかめの味噌汁・いり豆腐」でした。またこの日は園の畑で子ども達が収穫した「ごぼうのきんぴら」がおまけに加わりました。その畑では子ども達が種まき、水遣りそして収穫します。将来は収穫した野菜を子ども達が料理することも考えているそうです。「今後、ごはんがすすむ漬け物やふりかけを考えて、残飯がなくなるようにしたい」とも。

b0029980_173681.jpg食器は真っ白な陶器、汁碗は木製、おひつに入った減農薬の7分づきのお 米、有機またはできるだけ農薬の少ない野菜、調味料も原材料・製法にこだわったものを使用されています。約200人の食材をそろえるのは難しいようですが、「子ども達に本物を伝えたい。食べる楽しさを知ってほしい。そして幼稚園から食について発信したい」とおっしゃっていました。
給食はまだ始まったばかり。また子ども達も幼稚園に慣れていないので、保護者がボランティアで食器や食缶を運んだりとお手伝い。今年度は親御さんの試食会も企画、親子一緒に給食を食べてもらう予定のようです。


建物だけでなく、おもちゃも木でできた物が多く、また太陽発電や雨水利用(計画中)など環境にやさしい取り組みをされ、ここで毎日を過ごす子ども達がうらやましく思えました。        (尼崎市 安藤)
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by kyusyoku | 2005-06-23 23:21 | 支部だより

支部だより第5号

◎「さわやかトーク西播磨」にて、井戸知事に完全米飯給食を提言

平成16年12月18日(土)南光町にて「さわやかトーク西播磨」が開催されました。

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南光町で有機無農薬の野菜づくりに取り組む「いも煮会」のメンバー17人と、その野菜の消費者である、(株)神戸消費者クラブの会員4人が参加し、生産者と消費者の顔の見える交流を通じた、食の安全安心の確保などについて、井戸知事とトークが行われました。神戸消費者クラブより山本代表が参加し、井戸知事に完全米飯給食を提言する模様をお伝えします。(文中の「Yさん」は山本代表です。)
さわやかトーク西播磨ホームページ http://web.pref.hyogo.jp/nishiharima/ より抜粋させていただきました。
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Yさん:私は今年これでみなさんにお会いするのが7回目です。今年は特に縁があります。私は南光町の芋が一番好きなんです、今召し上がっていただいたと思いますが全然ちがいます。虫と戦っているお話しとかをみなさんしておられましたが、まっとうな仕事をしている方達が報われる世の中になってほしいと思っています。日本の農業を守らなければ、子ども達の未来がダメになってしまいます。今もダメになっているという思いが強くて、子ども達の健康を考えるうえで、完全米飯給食にしようという運動をしています。
南光町のすばらしいところは、毎日学校給食でごはんを出しています。知事さんも地産地消と言われてるんですが、兵庫県の米飯給食の平均は週に2.5回なんです。1週間の半分も輸入小麦、ポストハーベストのパンを食べさせているんです。地産地消の最大の矛盾じゃないかと思っています。南光町は毎日子どもに地元産のごはんを食べさせている、そしたら必然的に地元の野菜を給食に取り入れていることになり、自然に地産地消ができている。こういう形で日本の農業を、スローガンだけではなくて守っていければ、農業が廃れないことになると思います。やはり学校給食は農産物のはけ口であってはならないし、ごはんの大切さも、知事さんが広報でおっしゃっているのを拝見していますが、日本人はごはんを食べることによって、長寿を保っているんですが、今は乱れています。
兵庫県内の学校給食では毎日ごはんを出すことにより子どもの健康を守って、そして日本の農業を守るようにしていただけないかと思いまして、完全米飯給食を実施している地域には、補助金を出すようお願いします(一同拍手) 
                                                                                                                                                                                                                                                                             知事:今は米粉パンを給食に取り入れています。
                                                           Yさん:米粉パンはパンなのでごはんじゃないんです。パンですからみそ汁はあいません。

知事:それはそうだね。
                                                          Yさん:やはり日本の伝統食。米粉パンに大根の煮物はあいません。粒のごはんでないと。

知事:しかし、ごはんだけを強制するかどうかはまた別ですよ。
 
Yさん:給食は健康を守るためにぜひごはんを!
Iさん:普通のごはんを食べさしてほしいと思ってるんです。
Yさん:それが健康の早道だと思っています。日本の農業を守ります。講演会を開催しますのでよろしくお願いいたします。

  (最後に知事からひとこと)
知事:激励かどうかわかりませんが、さきほど完全米飯給食にしなさいとカウンターパンチをあびせられました。米飯給食にしようと思うと米飯装置をやらなくちゃいけない。たぶん神戸が遅れているんですけれど、今からやろうと思うと米飯給食用の装置を設置しないといけない。整備をするかどうかがネックになっています。・・・
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by kyusyoku | 2005-03-24 11:24 | 支部だより

支部だより第4号

子ども達の健康を真剣に考える自治体は、完全米飯給食に変えている。それが小さな農村部でなく何万人もの人口を抱える都市部であっても本気になればできるのである。
・・・この秋に発行された月刊「自然と人間」10月号(株式会社自然と人間社発行)では“新潟県三条市の完全ごはん給食化計画”と銘打ってその様子を取材している。兵庫県の米飯回数は、神戸・阪神間の自治体が週2回と少なく県全体の平均値を下げ全国ワースト4にしている。
 完全米飯給食ができない(やろうとしない)のは、“予算がない”とか“児童数が多いから”など理由にしているが、三条市の事例を見ると実際のところ「子ども達の健康を本気で考えていない」からとしか思えない。学校給食は、『誰のためにそして何のためにあるのか行政は真剣に考えなければならない』とこの取材文から教えてもらった。 (山本)


学校で「食べる」を学ぶ〜新潟県三条市の完全ご飯給食化計画〜
(スペースの関係上一部だけ抜粋しました)

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ご飯給食に対する1年後の評判は上々だが、実施にあたってはトップ・ダウン式に進められたという。
その旗振り役が高橋一夫市長であった。「子どもたちに役立つことをしたいと考え,校舎もずいぶん改善してきました。そんな中で幕内秀夫先生のお話を聞いて感銘し,子どもたちの健康にいいのなら三条市でも全部米飯給食にできないかと考えました。新潟はお米の産地ですからね。反対の声も聞かれましたが、やっていく中で理解してもらえると決断しました。市長会の先輩が『次期の選挙を考えなければ市長は相当なことができる』と教えてくれましたが、その通りだと実感することができました」
 施設に必要な費用やパン食に比べて割高な米飯の差額を、市の負担としたのも行政主導であった。今後は農家に補助をして減農薬の米を給食に届ける計画だという。まだ全給食の量を確保できていないが、農家の理解を得て来年にはすべての学校で減農薬の米を食べさせたいという。さらに「現在の共同調理式から自校給食にすることも今後検討すべきだと思います」と意気込む。高橋市長は予定時間を大幅に超えて熱っぽくその思いを語ってくれた。

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詳細は株式会社自然と人間社発行「自然と人間」2004年10月号をご覧ください。

月刊「自然と人間」ホームページ  http://www.n-and-h.co.jp/
購読に関するお問い合わせは下記の連絡先まで。
自然と人間  
販売部 03-3495-7189 (平日10時から17時)
    FAX 03-5496-9020 (24時間受付)




兵庫支部仲間の声
パンからごはん給食に変更すると一食につき「30円」の値上げになる。それで反対する人がいるから完全米飯給食は難しいと聞かされた。「子どもの食事は安ければ安いほど良いというのか?」「子どもが丈夫な健康な体になるのには30円は高すぎるというのか?」。年に1900億円もの収入がある町での話です。国が県が「ごはん食推進を進めている」この好機にも反対する人を説得するだけの勉強を役人も政治家もしていない。なるほど我が町も低迷するはずだわ。子どもの健やかな健康増進こそこの町の未来の希望になるとなぜ言えないのか。増え続ける医療費と介護費を削減できれば同時に病気理由の民生費も減らせる。健康長寿の働き者は税収のアップにも貢献してくれる。この投資は何十倍いや百倍以上にもなって確実に帰ってくる。そもそも本当の福祉とは市民が自分の力で健康長寿を全うできるように応援することではないのか?
 今の食生活の乱れは元を質せば「パン給食」に始まる。外国産の食材を使った高脂肪高タンパクの家庭料理の洋風化や外食や中食が進みそれと平行していわゆる生活習慣病が増えていった。統計の数字からも最新の科学からもそのことが日本人の健康を悪化させてしまったと見て取れる。日本人の食生活を変えてしまうのに一番安くつきしかも成功する確率の一番高い方法が学校での「パン給食化」だと気づいたのはさすが米国。まんまとしてやられた。それにしても“米”国とは皮肉か?
日本人の健康増進のために最小限の投資で最大限の効果を上げられる魔法のような方法こそ実は「完全米飯給食」なのです。我が町のいや日本の未来を明るいものにするための絶対に必要な政策なのです。(尼崎市 M) 




*支部だより4号は、11月28日の講演会でも参加者に配布します。
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by kyusyoku | 2004-11-11 15:57 | 支部だより
 近頃、『兵庫支部はすごいですね』とお褒めの言葉をいただく機会が増えました。確かに、スゴイと私も思います。それは支部に関わってくださっている皆さんがパワーがあり各方面に講演会の案内をしてたくさんの方を動員してくれます。そして講演会に来られた方も、その後ご自分の市でも開催して欲しいと声をあげて地元の仲間を集めたり会場の手配をしたり動員を図ってくれます。またご自分の属する団体主催で幕内さんの講演を開催される方も増えました。昨年7月に初めて講演会を開催して約1年、この7月3・4日の講演会を含めて、講演会が8回・交流会が3回、そして食生活基礎講座まで神戸で開催。さらに秋には交流会1回と講演会2回開催する予定にもなっているのですから本当にすごいと思います。


五字ヶ丘幼稚園(姫路)にて幕内氏の講演会
五字ヶ丘幼稚園の園長先生が幕内氏の講演会に感銘を受けられ、4月27日に同園にて、幕内氏の講演会が実現しました。兵庫県内で、園・学校主催での幕内氏の講演会は初めてのこと。保護者200名の参加のもと、食に関心の高い方も、特にこれまで悩みもないという方も、熱心に聞かれていました。
 講演会後、高橋園長先生の「我が園も、来月より米飯給食に切り替えることになりましたが、皆様よろしいでしょうか?」との言葉に、満場の拍手をもって承認が得られたようです。早速、1回はご飯、2回はパンまたは麺類だった週3回の給食(他2回は持参弁当)が、5月より全てご飯給食へと変わりました。
 講演会を聞きに来られていた保護者の方からも「幕内さんのお話は納得するところが多かったです。おにぎり、おみそ汁の大切さを知りました。」との感想が聞かれました。朝食をご飯に変える家庭も増え、週2回の持参弁当もサンドウィッチなどのパン食がぐっと減ったとのことでした。
 講演会の前日には、幕内氏を交えての支部交流会が行われ、姫路市内の幼稚園の保育士さんや保護者などを中心に、給食の会員以外の方も参加。ビデオ上映も含めた、熱意ある幕内氏の話に聞き入っていました。
 五字ヶ丘幼稚園で講演会は開かれ、実際にご飯給食に切り替わったということ。また交流会でご飯食の大切さに触れられたことは、1つの園のみならず、市単位、県単位で、完全米飯給食への実現に繋がるエネルギーとして心強いものを感じました。
(姫路市 K.T.)


兵庫県内小学校給食での米飯の回数の分布(週当たり)
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米飯2回以下の市町(14市町/88市町)
神戸市・尼崎市・明石市・西宮市・伊丹市・加古川市・龍野市・宝塚市・篠山市・高砂市・
猪名川町・揖保川町・太子町      川西市(週1回)
米飯5回の町(7町/88市町)
佐用町・上月町・南光町・三日月町・山崎町・美方町・市島町
米飯4回の町(7町/88市町)
春日町・柏原町・千種町・出石町・社町・滝野町・東条町

その他の市町(59市町)は、米飯3回

「学校給食の現況 平成14年度(平成15年5月現在)」 兵庫県教育委員会資料より
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by kyusyoku | 2004-10-29 23:57 | 支部だより
幕内秀夫氏講演会、姫路にて開催(15年12月22日)

昨年春に兵庫支部を立ち上げ、もうすぐ1年になります。7月に初の幕内氏の講演会、10月に歯科の鈴木公子先生の講演会を実施して大変な反響を呼びました。
参加者には熱心な方も多く、是非今度は我が町で!との希望が多数寄せられて12月には姫路での講演会が実現しました。まずは、姫路の講演会開催で中心に活動されたHさんにお話をきいてみました。



昨年の7月、以前より念願だった幕内先生の講演を神戸で聴講することができました。講演直後、支部代表の山本さんに「姫路で開催させて下さい!」とお願いし、会場を後にしました。それから話がトントン拍子に進み、昨年末の姫路での講演会開催の運びとなりました。2ケ月間チラシを持って東奔西走した事はとても勉強になりました。行政の対応、関心のない幼稚園・保育園、教育には関心があっても食には興味のない母親・・・と様々でした。そんな中で、幕内先生のお考えを基本に給食の献立を組んでおられる保育園(津田このみ保育園)の存在を知り、姫路にも胸張って紹介できる園があったことに安心しました。
講演会には市の職員、学校関連の方、市内の幼稚園の園長先生もお越しになられていましたが、特に娘の通っていました「五字ケ丘幼稚園」の園長先生が幕内先生の講演に心を熱くされた様子。ぜひ我が園で幕内氏の講演会を開きたい・・・とご依頼があり、その思いが通じて4月27日園内での講演が決定しました。今後も給食のあり方を見直してもらえる行政の方にお会いできるよう、色んな所に働き掛けたいと思っています。
私自身若い頃の食の乱れで子宮内膜症になり、10年間子供を授かる事ができませんでした。しかし、そのことがきっかけで自分自身の食のあり方を見直し、一人娘を授かりました。幕内先生の講演では、更に基本的な所を見直さなくてはならない事に気付かせていただきました。昨年の7月の講演以来、自分では一生することがないと思っていた「ぬか漬け」も半年経ち、今では最高のぬか床が我が家にあります。これからはもっと「お米」を大切にしようと心がけています。
講演会では私の周りの大切な仲間が朝早くからお手伝い下さったことに心より感謝します。また、姫路で講演会を行えるよう導いてくださった山本さんに、この場をお借りしてお礼を申し上げます。  (姫路市 M.H.)
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by kyusyoku | 2004-10-29 16:53 | 支部だより
 2003年春に兵庫支部を立ち上げて早いものでもう半年が過ぎました。春からスタッフはじめ多くの方がそれぞれ自分のネットワークあるいは飛び込みでお店や議員さん・栄養士さんなどいろいろな方面に講演会の案内をしてきました。そして7月29日に初めて幕内秀夫さんの講演会を開催。夏休みということもあって子どもたちは50名も預かるし一体どうなるのかスタッフは緊張と興奮でいっぱいでした。当日は予定より多くの参加者を迎え、会場は満員で大盛況となりました。たくさんの方にお手伝いいただき、また参加された皆さんのご協力のおかげでとても良い講演会となりました。心よりお礼申し上げます。
8月23日の支部交流会では小児科の先生や講演会に来られなかった方々にもご参加いただき層が広がりました。そして、10月18日には新潟市の鈴木公子先生の講演会。「保護者の方からぜひ聞いて欲しいと言われたので。」と尼崎市の武庫荘保育園園長先生他2名の保育士さんが参加してくださいました。兵庫にも子どもたちの健康を真剣に考えてくださる園があることを知ってとても嬉しくなりました。また、今までの一人ひとりの種まきが少しずつ花開いてきたのだと感謝でいっぱいになりました。 
このように回を重ねるごとに当会の主旨に賛同くださる方が増えてきたのを実感しています。1回目の講演会の後すぐ「姫路市で開催したい」という申し入れがあり、12月22日に決まりました。そして、年が明けて2月1日には川西市でも幕内さんの講演会を開催いたします。その後は、尼崎市・西宮市・芦屋市地域で、そしてその後は‥というようにたくさんの方からお住まいの近くで開催できないかというご相談をお寄せいただいております。
また、「姫路で開催するならお手伝いできる」とか「私にも何かできたら‥」という声も掛けていただき、『米飯給食にしよう!』の輪が確実に広がっているのを感じています。今まで点在していた個人が講演会を通じて繋がり大きな力へとなっていくのでしょうね。兵庫支部はまだスタートラインに立ったばかり。子どもたちの健康を守るため『給食は変わる、変える』ことを目標に皆さんと手をつなぎ草の根運動を展開していけたらと願っております。これからも皆さんのお力添えをいただけますようどうぞよろしくお願いいたします。(兵庫支部事務局代表 山本恵美子)
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by kyusyoku | 2004-09-21 01:47 | 支部だより